2016年11月11日金曜日

澳門通(Macau Pass)の入手方法

※2020/3/16追記:情報が古いため取り扱いに注意して下さい。このページの更新予定もありません。

澳門通 Macau Pass
https://www.macaupass.com/

市バスはどこの国でも交通乗車ICカードがないと一気に乗車の敷居が高くなりますが、マカオでもそれは同じです。

マカオでも澳門通(Macau Pass)という交通乗車ICカードがあるのですがこのカード、販売箇所の知識がないと入手すら困難という代物となっています。

取り扱い店舗

售卡點 - 消費應用 - 澳門通 Macau Pass
https://www.macaupass.com/category/53/

外港客運碼頭

主に香港方面から便が発着するフェリーターミナルです。
ここでの入手は比較的容易で1Fの旅行代理店のカウンターで購入できます。
但し営業時間があまり長くなく、20時頃にはクローズしてしまうので注意。

※澳門通のサイトに取扱店舗として載っていないので、正規取扱店舗でないor取り扱いが終了した可能性あり


左から2つ目の緑色の看板のSIMカード等も扱っているブース

澳門機場

問題となる地点。
ターミナル内には一応7-ELEVENがあるのですが、在庫切れであることが非常に多いです。
つまり空港ではほぼ入手が不可能という困った事態が起こります。
小規模な空港なので一般道路に出るのは簡単ですが、コンビニやスーパーマーケットがあるエリアまで3km近くの道のりがあるので徒歩での移動にはやや無理があります。
とりあえず空港内の7-ELEVENで小銭が大量に発生する金額の買い物をして紙幣を崩すか、香港ドルの小銭を利用して移動しましょう。
空港のある氹仔(タイパ)島で調達する場合はMT2かN2系統のバスで向かいましょう。上記の外港碼頭やマカオ半島方面はAP1系統です。

關門

珠海から陸路で入国してきた場合はここがマカオのスタート地点となります。
コンビニやスーパーマーケット等の取扱対象店舗が多いので最悪何店舗か周れば入手できるでしょう。
関閘辺検大楼(入出国ターミナル)の目の前には夜遅くまでSIMカードなど色々なものを扱った商店街が開いているので、そういった商店でも扱っている可能性はあります(出所が不明なのでそれ相応のリスクはあり)。


関閘辺検大楼周辺の大陸っぽい怪しい商店が並ぶ通り

カード仕様

購入

購入には最低入金金額100MOP+デポジット30MOP、計130MOPが必要になります。

加值(リチャージ)

一度に入金可能な額は50、100、200、300MOP

払い戻し

発行から2ヵ月以内に払い戻すと5MOPの手数料がかかります。

有効期限

最終入金日から2年でロックがかかり、3年経過すると8MOP/月が行政処理費という名目で残高から引かれていきます。
ロックの解除は客戶服務まで出向く必要があるので非常に面倒です。

特典

よく分からない乗継割引がガンガン適用されます。
そのためバス利用だけだと残高が全然減りません。
次回以降マカオへの渡航予定が当面ない場合はコンビニやスーパーマーケットで消費しましょう。


読み取り端末の上段の表示が差し引き運賃、下段が差引後残高
乗継割引が適用されて運賃が減っていない例(写真上)、運賃が差し引かれている例(写真下)

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