外出先でPixel 5が再起動ループに突入。その場で全リセットする事態に…… - ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/minna/1318927.html
この記事を見て、「そう言えば昔、海外旅行中にスマートフォンが突然死したことがあったなあ」と思い出したので、今後のために記事にしておきます。
遭遇したのは2015/9に台湾→香港の周遊旅行していた時。
香港のホテル(重慶大廈の安宿)で朝起きてスマートフォンを見ると電源が落ちている。
で、電源を入れたら…
なんじゃこれ
メンテナンスモード的なものということはすぐに分かった模様。
とりあえず電源その他諸々を外して端末本体を放電。
ちなみにこの機種は台灣現地の台灣大哥大のショップで興味本位で購入したZTE製の格安中華スマホ(多分Amazing A4S)
この時の写真のExifを見ると撮影機がSOL26(Xperia Z3)とあるので、この安スマホをWiFiルーター代わりとしてテザリングしていたのでしょう(この頃の日本ではSIMフリー機種は稀)
リカバリーを試してみるも上手くいかず。
一応ホテルのWiFiでXperiaの方には接続できているものの、こんな得体の知れない安スマホのFAQを見つけるのは無理があります(この頃はまだ筆者の中文の読解力はまだ低い)
実質モバイルネットワークを扱える端末がロストした状態なので、端末調達のために旺角の先達廣場にやってきました。
で、外装難ありのiPhone3GSを発見。香港仕様のiPhoneなら流石に大丈夫だろうという考えだった模様。
値段は忘れたけど、この辺りで扱っているスマホの中では底値に近い価格だったはず(確か100か120HKD、高くても150HKDはしていないはず)
繋がりはしたが、電波表示が「3G」ではなく「E」の表示が…
これは2G規格のEDGE(GSMの後期規格、最大速度500kbpsくらい?)
思ったよりは速度が出ているようには見えるがやはり遅い。
繋がるだけマシと考えて使い続けたようです。
後で調べて分かったが、どうやらCMHKは3G帯域を持っておらず、CSLにローミングしていた模様。
iPhone3GSの対応周波数帯(850、1900、2100 MHz)でCSLの900MHz帯はサポート範囲外…
ローミング設定等をすれば3G網に接続できたのかも知れないが、そこまで頭は回らず…
この後台灣に移動して、現地のSIMに差し替えてこのiPhone3GSを使い続けていたものの、W-CDMA(最大384kbps)しか入らず、香港の時より通信速度が遅いという状況になっていましたとさ。
(端末仕様上はHSPAまでは利用できるはずだが、何故か接続できず)
その後、iPhone3GSはミュージックプレイヤーや時計として活躍してくれました(昨年にホームボタンの反応が悪くなったので流石に退役)
この経験から、「スマートフォンは突然死するもの」「スマートフォンがなくなったらマズい状況下では複数台用意するか、現地調達手段を確保しておくこと」という認識になりました。
そもそもAirH"PHONEやW-ZERO3などスマートフォン(的なものも含む)の普及初期の頃から使っている人間としては、通信も含めて携帯端末はそこまで安定して動作するものではないという認識が強かったりします。
ちなみにこれ以外にも文鎮化に近い減少に遭遇した件としては、Zenfone3Lazerでシステムアップデートを行ったらアップデータにバグがあり起動不能になったこともあります(修正済みのファームウェアをASUSのサイトから落としてきて、PC経由で上書きして何とか起動まで戻せた)
これ以降、システムアップデートは数日~数週間は待って不具合報告を確認してからやるようにしています…
また、ASUSのアップデートは特に警戒するようになってしまいした。
しかし、香港の土地勘もあまりなく、情報源をスマートフォンに頼りきっていたのでモバイル難民化してしまう事態になりました。
この頃の香港は接続難易度が低い公衆Wi-Fiが使える場所がMTR駅と麥當勞(マクドナルド)くらいで、他は宿泊施設くらいしかなかったという環境面もありましたが。
まあ、これが起こったのが台湾であれば、この時点でもそれなりの台湾の土地勘と旅行知識は頭に入っていたので、ちょっと不便だな程度で済んだと思います。
現在は古い中古品を除けば出回っている大半の機種がSIMフリーかロック解除可能なので、複数台持ち歩いていれば手荷物全滅レベルの事故に遭わない限りは大丈夫でしょう。
また、この事件以降は購入するスマートフォンの対応バンドが広いものにするようになりました。
比較的安価で対応バンドが広いZenfoneシリーズ(ASUS)、記事執筆時点ではメインがPixel3a、サブでiPhoneSE(第一世代)を使用しています。
昨今の海外旅行者はスマートフォン所持が前提となっていることや、通信環境が限定的な状況下だと色々な意味で死活問題と化すため、代替手段の確保やリカバリー手段を備えておくことが重要になってくるでしょう。
デジタル健康証明導入といった感じの流れもあるので、空港到着直後からモバイルネットワークに接続できる手段が要求されそうです。
空港内の公衆WiFiは、何処もまともに使えるイメージがあまりないので…
欧州、デジタル健康証明で合意、検査陰性やワクチン接種証明で域内を自由移動、今年夏までに導入の方針 | トラベルボイス
https://www.travelvoice.jp/20210415-148609
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iPhone 3GS - 技術仕様
https://support.apple.com/kb/SP565?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
中國移動香港 - 維基百科
https://zh.wikipedia.org/zh-tw/中國移動香港
※CMHKの繁體中文Wikipedia記事
香港移動通訊 - 維基百科
https://zh.wikipedia.org/zh-tw/香港移動通訊
※CSLの繁體中文Wikipedia記事
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