2017年1月14日土曜日

台湾本島最北の地、富貴角

旅好きなら最北端や最南端と聞けば一度は訪れてみたくなるもの。
そこで今回は台湾本島最北の地、富貴角を紹介します。
場所はこの辺りになります。

ちなみに離島部というか、台湾(中華民国)が実効支配している地域も含めると最北端は連江縣東引鄉西引島にある国之北疆辺りになります。
東引島へは基隆から馬祖(北竿・南竿)へ向かう夜行フェリー南竿からフェリーで到達可能です。

ちなみに富貴角を経由するこの862路線、台湾の市區公車ではおそらく最大の段数を持つと思われる8段票収費路線です。
起点の淡水から終点の基隆まで海沿いを2時間以上をかけて乗り通すと15元×8段=120元もかかります。
明らかに捷運で台北車站経由で台鐵に乗って向かった方が早い上に安いです。

三芝の街を越えた辺りから海岸線が見えてきます。

富貴角燈塔の停留所で降りそびれて、一つ先の停留所まで来てしまいました。
この辺りは停留所の間隔が狭く、誰もいない停留所は減速すらせず、しかも車内案内も運転手・電光表示・自動アナウンス共にタイムラグが酷かったり適当な傾向にあるので降車ブザーを鳴らすタイミングが難しいです。
ちなみにここまでの所要時間は淡水站から40~50分かかります。

しばらく起伏の激しい道を進むと謎のオブジェがある開けた場所に出ます。
ここから富貴角遊憩區に入り海岸線を進んでいきます。
遮るものがほぼなく、風が凄まじく強いので身に着けているものが飛ばされたりしないようにしてください。
当然暴風対策、夏季以外は防寒対策も必要となります。体感気温の目安は基隆の現在気温から10度くらい引いた値です。

台湾本島最北のの灯台、「富貴角燈塔」です。最寄り停留所から徒歩15~20分程度です。
とは言っても普通の灯台なのでそこ以上の見どころはありません。
一応敷地内には入れますが、展示施設などは今のところ公開されていません。
強風に吹かれながら最北の地を感じるくらいでしょうか。

海岸線を西側へ進むと富基漁港が見えてきます。
あまり見慣れない海産物も多く並んでおり、周辺には海鮮料理店がいくつかあります。
敷居は高いですがチャレンジしてみるのもよいでしょう。

こちらが本来降りるはずだった富貴角燈塔の停留所。
ぼーっと座っているだけだと停車するはずのバスが減速すらせずに走り去っていくので、待ち時間中も気は抜けません。

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