2019年9月27日金曜日

南迴線公路客運替代運輸(台東→高雄)

現在、台鐵の潮州から台東の区間は電化工事のために月~木の夕方から翌始発まで運休するというダイヤになっています。
そのため、代替バスが高雄から台東の間で運行されています。

今回、タイミング良くその時間帯に台東から高雄へ戻ることになったので乗車してみました。

まずは見違えるようにキレイになった台東車站をご覧ください。
キオスクに毛が生えた程度の7-ELEVENしかなかった時代には想像もできなかった光景です。

OPENちゃん付きの7-ELEVEN。台鐵の売店入札に全家に負けて駅構内から追い出されてしまいましたが、一般のテナントとして入り込んだようです。

原住民族っぽいパブリックアート的なものもいくつか展示されています。

GIANTのレンタルサイクル店があった場所はOKmartが併設された、自行車補給站になっていました。

バスの乗降所もかなり整備されました。写真左側は電子発車案内が設置されています。
相変わらず白タク紛いのタクシーの勧誘は跋扈していますが…

代替バス運行日の台東から高雄方面への終電は17:30頃です。

(↑の画像はクリックで拡大)代替バスの案内版です。

こちらは鼎東客運運行の台東→潮州のバス。

今回、台東から高雄まで行ってくれる車両。
國光の観光バスのようです。

しっかりと行き先札が掲示されています。

飾り気のある4列シートというところがいかにも観光バスの車両と言った感じです。

台東車站を出発して1つ目の停車場所、温泉で有名な知本車站。誰一人と載ってこない。

太麻里辺りの車窓から見える農産物直売所。この辺りは釋迦(バンレイシ)が特産物のようです。

台湾の地方バス路線名物、バス車窓を眺めていると飛び込んでくる謎アート

暗くなってきて明かりが点くと観光バス感が増します。

大武手前の全家便利商店で1回目の休憩。

そして、車窓を眺めているとこういったものが突然目に飛び込んでくる

https://www.taiwanbus.tw/information.aspx?Lang=Cht&Line=10517 より)

なお、大武を過ぎると高雄までノンストップなのですが、上の地図の通り恆春半島の山間部を一気に超えるため相当揺れます。

筆者は普段バス酔い耐性は強い方のはずなのですが、道が安定してくる枋山まで苦しんでいました。

枋寮市街地の台灣中油で2回目の休憩。給油も行っているためか20分くらいと結構長め。

加油站からの眺め

およそ5時間弱で國光客運高雄站に到着。

これだけ乗っても186元と激安なのですが、時間かかるし、山道キツイしなので全行程乗車は結構な苦行です。

そりゃあ、みんな無座でも自強號の方に乗るよね…

参考リンク

交通部鐵道局 - 南迴鐵路客運替運資訊
https://www.rrb.gov.tw/30000.aspx?sid=26

公車路線資訊 0978 台東→高雄
https://www.taiwanbus.tw/information.aspx?Lang=Cht&Line=10517

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