↓前回(2015/8に香港で遭遇)
海外旅行中にスマートフォンが突然死
https://blog.chiyatani.net/2021/04/smartphone-breaks-down-while-traveling.html
遭遇日:2023/6/18
ある日の朝、高雄のホテルでスマートフォン(Pixel 5a)のロックを解除してポチポチいじっていたら画面が突如フリーズ。どうしようもないので電源ボタン長押しからの強制シャットダウンを行う。
起動時に一瞬入るバイブレータの振動はあったが画面が点灯しない。その後何回か繰り返すも、電源が入っている感じはあるのだが画面が全く点灯しない。
こうなった心当たりはないわけではなく、以前からカメラ撮影を連続的に行っていると発熱が激しく、夏季の屋外だと高温警告が出ることがしばしばあった。
今回も突然死の前日に鵝鑾鼻の炎天下で何回も高温警告が出ていたこともあり、これがトドメになった可能性が考えられなくもない。
このまま起動できないと3日分の概算1000枚以上の写真が吹っ飛ぶことになる。
いつもであればOneDriveやGoogleドライブのオンラインストレージにバックアップを取っているのだが、前日と前々日のドミトリーではWi-Fiの環境が凄まじく悪かったのでバックアップを切っていてそのままになっていたのが敗因。
一応、ApplePay決済の現地実験用として持ってきていたiPhone8(確か2022年末頃にハードオフにて8000円くらいでバッテリー充電上限約75%のジャンクで購入)があったので、必要最小限のアプリをインストール&設定。写真撮影的には広角撮影ができないのはやや痛いが無くてもどうにかはできるか。
この状況だと写真を救出できる見込みも低いので、後続の旅程を変更して吹っ飛んだ写真の撮り直しを行う羽目に…
しかし、旅行中ガッツリ使おうとなるとこのiPhoneだと中々厳しい。しかもLightning端子の接触が微妙でケーブルを繋げた状態での利用も困難という状態。
最終的に写真撮影も込みで何とか帰国まで持ちこたえたが、正直厳しかったのでサブ機もまともに使える状態のデュアルカメラ搭載機に買い替えた方がいいと思い始める。
なお、帰国後も色々試すがPixel 5aが息を吹き返すことはなかった。ジャンク上等でハードオフへ投げ込もうかと思ったが、個人データが残っていて消去できないので携帯キャリアのショップで処分することに。
ちなみにこのPixel 5a、「Pixel 5a 突然死」で検索すると突然死報告のブログなどが結構引っかかり、リコールがかかって交換プログラムも行われていた模様。
Google Pixel 5a (5G) の 2 年間延長修理プログラムについて - Google Pixel ヘルプ
https://support.google.com/pixelphone/answer/11833075?hl=ja&sjid=9525427386582818023-AP
ただ、この機体は中古購入で散々高温警告が出ているのに使い続けていたため、交換対応してもらえるとは思っておらず処分してしまった。ダメ元で交渉してみても良かったかもしれないが後の祭り。
帰国後、同等クラスの機種を探しに秋葉原へAndroidの中古機を探しに行き、ソフマップで画面焼けでジャンク手前扱いのZenfone8を2万円くらいで購入。画面焼けも白い画面にしなければ目立たないので中々の掘り出し物であった。
この話には教訓がある。
「スマートフォンはある日突然壊れることがある」
右も左も良くわからない土地でスマートフォンが使えなくなった時にどう行動するべきなのかは事前に考えておいた方がいい。
対策としては渡航先でスマートフォンが使えなくなって致命傷になる場合は2台持って行くこと。
そしてすぐ使えるように最低限の設定やアプリの導入は行っておくこと。
今回は状態が若干アレなものの何となく持ってきたiPhone8に救われた形となった。
現時点の台湾ではスマートフォンがなくてもパスポートと現金or物理カードがあれば非常に不便ではあるものの旅行が全く行えない訳では無い。
宿泊施設は予約さえあればパスポートと決済手段が残っていれば何とかなるし、航空便のチェックインも予約済みであればパスポートだけでチェックインは可能。
ただ、Googleマップ等の地図アプリ、バスを利用する場合は路線のルートや時刻を表示できるアプリやWebサイト(バス停だけでは十分な情報が得られないことが多い)はないと色々と厳しい。
また、トラブルや想定外の事態に遭遇した際に情報を得る手段が限られていると最悪の事態に発展もしかねない。
今後は様々なものの電子が進んでいくことが予想され、特に入出国関連の電子化は急速に進んでいるため、今後は本当にスマートフォンなしでの海外渡航は実質的に不可能になる可能性が高い。
台湾はまだスマートフォンの現地調達の難易度はそこまで高くはないが、少なくない出費や手間はかかることになる。
それを考えると、すぐに使える状態にしたサブ機を用意しておけばかかる時間や出費は最小限で済む。
なお、今回は機体が故障しただけでSIMカードは無事だったのでタイムロスが1時間程度で済んだが、機体が手元にない紛失や盗難だったり、eSIMだったりした場合はSIMカードの調達が必要となる。eSIMはものによっては再発行不可だったり凄まじく手間や時間がかかる場合もあるので利用する際はその辺りも確認しておく必要がある。
以下、Facebookに上げたり、知り合いや家族のLINEへぶん投げた写真でサルベージできた分の台湾最南端の鵝鑾鼻の写真。
Facebookは長辺2048px、LINEは1706*960か1477*1108までリサイズされるようだ。
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